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スナワチ

お手入れについて

はじめに

皮革製品のメンテナンスといっても過敏になる必要はありません。いくつかのポイントさえ押さえておけば、難しいことではないのです。

革を「皮」と考えれば、たとえば人間の顔と同じです。冬には乾燥します。顔を洗ってから、保湿するのと同じように、
ホコリを払う→汚れを落とす→栄養を与える/保湿する→保護する
と考えればよいのです。しかも、気になった時だけ、ごくたまにやれば基本的には充分です。

財布の場合

■ほとんどメンテ不要です。手からの皮脂によって適度に保湿されます。乾燥よりも、お尻のポケットに入れたり、カードを詰め過ぎるなど、普段の好ましくない使い方がその後の状態に大きく関係します。

■雨など、水分が付着した時にはすぐに拭き取ります。カバンの中にペットボトルと一緒に入れる場合なども注意が必要です。

■たまに中身をカラにして、ホコリやゴミを掃除するなどして休ませましょう。

■ひどく乾燥してきたと感じられる場合には、下記のカバンと同様の方法で保湿します。

カバンの場合

■手入れの基本はブラッシングや乾拭きです。ホコリや軽い汚れはこれで取り去ることができます。

■乾燥する季節を中心に、年にほんの数回、以下の要領でメンテナンスをすればいいと思います。

  • ・ブラッシング後、汚れが目立つ場合には全体またはその部分にクリーナーを使う。
  • ・保革クリームを薄く伸ばして擦り込み、栄養と油分を与える。革によっては、再度ブラシすることで艶が上がる。
  • ・それだけで保護被膜ができるが、しっかりプロテクトしたい方は防水スプレーをふっておく。

■雨など、水分が付着した時にはすぐに拭き取ります。水染みができてしまった際には、固く絞った布で全体を拭き、染みを馴染ませます。陰干しして、革が完全に乾ききる前にクリームなどで保湿します。使っていれば雨は避けられないので、濡れたあとのケアが大事です

■しばらく使わずに保管する際には、新聞紙などを詰めておくと型崩れを予防できます。直射日光の当たらない、湿気の少ない場所に置いてください。そしてまた使ってあげてください。

■アイテム
基本的なセットとして、以下のものを揃えておけば最低限のケアはできます。
○ブラシ:豚毛と馬毛がありますが、迷ったらコシのある豚毛がよいでしょう。ホコリ落としからクリームの仕上げまで一本でOKです。
○保革クリーム:無色のものなら、靴と共用で構いません。布で薄く薄く塗ります。が、手でやった方がクリームが体温で温まり、感覚も直接わかりやすいため薄く伸ばしやすいかもしれません。
 M. Mowbray アニリンカーフクリーム
 M. Mowbray デリケートクリーム
 Collonil 1909シュプリームクリームデラックス
 Boot Black シルバーライン デリケートクリーム
 など各社から発売されています。
※上記の例はほとんどの皮革製品に合うものですが、製品によって合わない場合もございます。判断できない場合はお気軽にご相談ください。
info@sunawachi.com

△クリーナー:汚れを落とすのと、古いクリームを除去する役割があります。革靴用のもので共用できますが、毎回使う必要はないように思います。
△防水スプレー:これも風合いを損ねる場合があるので、どうしても気になるという方がお使いになればいいと思います。

革は実用されるために製品になりました。使ってあげること、そして手触りや見た目で日々チェックしてあげることが、うまく付き合っていく第一歩です。革を「育てる」といいますが、放任しすぎず、過保護になりすぎず、成長を見守る気持ちで、たまにお手入れしてあげてください。